darupen_darupenがただ好きなモノを語るだけのブログ(darupen_darupenがただコレクションを羅列するだけのブログ、改題)

当方が愛するこもごもをランダム且つ気まぐれに電脳の海の片隅でひっそりご紹介。のはずが何か違う。

東映版スパイダーマン(1978)

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バンダイ超合金魂レオパルドン
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超合金魂レオパルドン付属ソフビ魂スパイダーマン
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東映スパイダーマンDVD-BOX

名乗り口上の独自性ゆえに(※1)何かとネタ扱いの本作であるが、ストーリーの基本は日本の王道特撮であり(※2)、造形もピカイチであり(※3)、何よりアクションを物理的にやりきって居ると言うのは(※4)まごうことなく名作なのである。

※1/『地獄からの使者!スパイダーマン!』はまあ良いとして。『キノコ狩りの男!スパイダーマン!』は忘れられない。毎回趣向を凝らした口上が聞ける。
※2/博士である父と、友である宇宙人。悪の組織に殺された二人の仇を討つべく、男は友の形見であるスパイダースーツとレオパルドンで独り戦いを挑む。
※3/本家スパイディより目付き鋭く、眉間にシワまでよったマスク。レオパルドンの変形機構もポピーの面目躍如で良く出来ている。巨大変形特撮ロボの嚆矢にして頂点のひとつ。伊達に超合金レオパルドンが最高売り上げの記録を保持してるわけではないのだ。
※4/CGなんぞない時代、人力とスーツアクターの身体能力と各種器具のみであのアクロバティックな動きを作り出した。普通に上からアクターを吊ると吊り線が見える上に、壁を這いながら上下の方向転換をすることが出来ない。そこで、腹部に綱を回し、小さな穴を開けた壁の向こうにスタッフを配置して綱を引っ張ってアクターを支えさせた。スタッフの腕力とアクターの足腰筋力がないと無理な案件。