宇宙刑事シャイダー第29話<百面相だよ女刑事>より
さて、Wikipedia掲載はこの上なく喜ばしいとは言え、その出典はほぼ勁文社とファンコレ。目新しいデータは出演作のみである。
ショートアイズとオセロー、そしてシャイダー以外に久保氏が出たのは、意外にも、東映系列ではなかった(※1)。 シャイダーの収録終了後、あまり間を置かずに当時ドラマの帝王と呼ばれたTBSに軸足を移していたと考えて良さそうな動きである。
どうも、見た感じ乙羽信子女史との共演が多い(※2)。まあそこらの事情はほらあれだいろいろ有るんでしょう多分。うん。当方に知る権利はない。ただ、静かに推測するのみである。
以下、抜粋。
・テレビドラマ
宇宙刑事シャイダー（1984年 - 1985年、ANB） - ヘスラー指揮官
そして戦争が終った（1985年、TBS） - 坂井新一
東芝日曜劇場 / 精霊ながし（1985年、TBS）
深夜にようこそ 第4話（1986年、TBS）
女ともだち（1986年、TBS） - 杉下
・映画
宇宙刑事シャイダー（1984年、東映） - ヘスラー指揮官
宇宙刑事シャイダー 追跡! しぎしぎ誘拐団（1984年、東映） - ヘスラー指揮官
植村直己物語（1986年、東宝）
・舞台
ショート・アイズ
オセロー
この内、映画と舞台に関しては、パンフレットがリリースされている(※3)。だが、現代ドラマの単発出演となると。アイテムは愚か、映像そのものが入手困難(※4)。
しかし、30年以上餌なしで追いかけている身としては、新しいデータが示されただけ大したものなのだ。斯くして、有り難く下された情報を握りしめ、出来の悪いファンは今日も電脳の海を往く(※5)。続く。
※1/東映の十八番である時代劇、刑事物辺りには高頻度で呼ばれる事例は枚挙に暇なし。逆に言うならば、そちら方面で確認が出来なかったがために、当方のアンテナに掛かる率が極端に落ちたのである。サスペンス以外の現代ものドラマには縁が薄い青春時代だったもので。
※2/実にシャイダー以降の仕事で六割の共演率。
※3/電脳の海に画像も投下されているので、入手可能かどうかはともかく、存在は確認した。スチールが掲載されているか否かは横に置く。現物を見ないと分からんのである。
※4/普通に考えて、詰みである。比較的何とかなりそうなのは<そして戦争が終わった>と、<精霊ながし>の2作。前者はTBSチャンネルで定期的に放送を掛けている様子。後者は、台本と見開き記事の存在を確認。週刊TVガイド恐ろしい子。
※5/未確認情報として、5ちゃんねるスレッドより、中学生日記に出演との噂有り。また、当時スタッフとして作品に参加された特撮操演の國米修市氏Twitterにて、チームシャイダーのライングループに良く出没する旨の記述あり。ネット万歳。
