実用性を重視したヒーロー玩具の嚆矢。
DXバビロスと最後までどちらを買ってもらうか悩んだのがこれ(※1)。現時点で中古品を所有。
バンダイとしてはどうしても売りたかったようで、本編で何度使用シーンにテロップが入ったか分からない(※2)。挙げ句、捕まったアニーから取り上げたホーンをフーマの皆さんで取り合いすると言うコメディタッチのシーン(※3)を撮る羽目になっている。
実際、このシャイダーホーンは良く出来た玩具ではある。トランシーバとして実用可能な上に、大ちゃんとアニーが愛用しているアイテムと寸分違わぬ造形。なりきり系玩具の頂点と言って良い。以前紹介したアクセスロック-Sに連なる系譜(※4)である。
※1/36年経って、当方の選択の正しさ立証。シャイダーホーンはデッドストックでも諭吉一枚でおおかた購入可能。
※2/電脳の海でもそこかしこでネタにされる程の頻度。
※3/#30空を裂く命の交信。ギャル軍団とミラクラーが入り乱れてホーンを奪いあうのだが、エキサイトした挙げ句にヘスラー指揮官どのの命令を無視するミラクラーやら、どさくさ紛れにギャル2お姉さまのスカートを捲るミラクラーやらが出現。個人的にはもっと振り切ってやって欲しかったシーンではあるが、販促だと分かっていて演者一同のやる気が出るかと問われると、ねえ。
※4/この系統を極めなかったのが多分バンダイの失敗だと個人的には思っている。ぶっちゃけて言うならば、あたしに買いたいと思わせる玩具作れよ、に尽きる。結局のところ、昔のプラデラやらがとんでもないプレ値で売れている理由をそろそろ本気で解析する時期がきてると思うよ？決して懐古趣味だけじゃないよ？
