これと、ダイナマン大百科はほぼ当方的にバイブル扱い。経典扱いでも良い。
えっ何で金メダル仕掛け人の記事に来訪あるの？なんかあたし要らんこと書いたかな？なんかヤバイ？
閑話休題。
今回のコレクションは、ヘスラー指揮官どのではなく、久保和彦氏そのものを見ることが出来る現時点唯一と言って良い資料である(※1)。擦りきれて背割れしてカバーなくなって表紙外れて背割れ部分で分離してもうえらいことになっている現物が当方のコレクション部屋のどこかにあるはずなのだが、現在部屋が遭難必至のため記憶にのみ頼ってみる。
プロフィール記事のスチールはどちらかと言うと諜報潜入任務中寄り(※2)。インタビュー記事スチールにおける素の表情がフーマ不動産販売部営業課勤務の彼に非常に近しい(※3)。あと、胸板と二の腕！次ページのポー様と比べるとそりゃもう。私服Tシャツぱっつん(※4)。
勁文社はこの時期以降ライブマン辺りまでかなり良い仕事をしており、ギャル軍団のお姉さま方の記事もなかなかの破壊力(※5)。
尚、ギャル2お姉さまは全部で三人居るのだが、当方にとってはこの大百科に記載のあるチェンジフェニックス一択。あとのお二人の記憶がほぼない(※6)。
さて以前も言及した通り、久保氏のインタビュー記事は実は諳じている(※7)。以下、書き起こし。漢字には若干の差異があるかも。
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聞手/ヘスラー指揮官の衣装は、ずいぶん勇ましくて、カッコいいですね。
久保/初め、あの衣装には吃驚しちゃったんです。あ、これ着るんですか！？って感じで。それに、メイクもあの通りでしょう。面食らいましたね、流石に(笑)。でも、悪役ですからね。まあ、こんなもんなんだろうなと。今じゃ気に入っていますけど。
聞手/悪役と言うことでは、如何でしょうか？
久保/兎に角一生懸命、憎まれようと演ってます。何しろ悪いんですからね。憎まれなきゃしようがない。子供たちの敵に成りきろうと思ってます。演技もオーバーにして。征伐！(笑)
聞手/アクションシーンもかなりありますね。
久保/実は僕は、ああいうアクションの立ち回りの演技って、経験無かったんです。だから最初の頃は苦労しっぱなしでした。それでも、JACの方にいろいろ教えてもらって、今ではまあ何とかサマになっているでしょう。
聞手/最初からサマになっていましたよ。本当にアクションの経験は無かったんですか？
久保/あんな激しいのは無かったんですよ。それにしてもJACの方は皆凄いですね。感心します。
聞手/撮影が無い時は、どんなことをして過ごしてらっしゃるんですか？
久保/バイクが好きなもんですから、気晴らしにツーリングに行ったりしています。風を感じに、ふらりと。なんて言ったら、カッコよすぎますね(笑)。趣味は、あとは、酒を呑むことかな(笑)。よく深酒しちゃいます(笑)。
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自動二輪免許を持ち、ある程度アクション対応可能なタッパもある男前。やはり主人公格なのである。せめて五年、早ければ(※8)。
※1/以前言った通り、以降発売されたムック系に一切の言及がなく、ご本人も表にお出にならぬ以上、自動的にそうなるのである。宇宙刑事大全(2001)の時点で既に10年以上露出がない。本当なら、宇宙刑事の総決算になるはずのムックだったにも関わらず、ヒール側への言及があまりに少なかったのが宜しくない。当方如き出来の悪いファンが何をか言わんやではあるが、しかも結果論で今さらであるが、円谷浩氏の遺稿となったことも考えあわせれば、絶対探しだしてインタビューすべきだったのである。顔写真が駄目なら電話取材でも文面回答でも。
※2/所謂売込み用、オーディション用スチールの類いと思われる。
※3/#26魔界ゾーン大当りの爽やか不動産営業マン。つまり普段あんな感じ。眼福ですありがとうございます。
※4/低解像度の白黒スチールでも分かる筋肉とか。小学校高学年女児には眩しすぎる。シャツにはえっとなんだっけ、SPORTS IS CULTURE AND TAKE IT EASYとかロゴ入ってた気がする。当方は運動会嫌い系の小学生だったので、スポーツが簡単とか納得いかんなあと考えたのを今も鮮明に思い出す。
※5/あの中では一番そういうことに興味無さげなギャル5お姉さまが演技プランに言及する上に、それがヘスラー指揮官どのお慕い申し上げております方向だったと言うなかなかのぶっちゃけぶり。因みに、その方向性が最近間違っていたと分かった、と記載されていたはずなので、ヒムリー回撮影着手以降のインタビューと推測。皆さん夏服だし其処らも合致する。
※6/多分にこの資料読み込みの弊害。プラス、何せ行川アイランド回も浴衣回もイトイト回も不動産回もスカート捲り回もフマフマ回もみんな彼女。ヘスラー指揮官どの諜報潜入回を追うと自動的にギャル2お姉さま=チェンジフェニックスなのである。
※7/何回読んだかもう分からん。中学から高校はことあるごとに本棚から引っ張り出していたし、大学でも下宿先に携行したコレクションに入っていたし、その後もずっと手放さずコレクション部屋に収納。数年前実家が引っ越しするにあたり、実家にあったコレクションを全て今の部屋に移したためキャパシティオーバーとなり、部屋が遭難必至状態となるまでは月に一度以上は目を通していた。下手すると5桁回くらい読んでいる。そりゃ諳じもしようと言うものである。
※8/以前言及した藤堂新二ルート、飯田道郎中田譲治ルート、磯部勉ルートの他に、西田健ルートと言うのもある。あと五年、せめて三年、東映とパイプを繋ぐのが早ければ、特撮出身であれば特捜最前線出演と言う切り札にかなりの現実味があったのだ。大ちゃんとは逆ルートだな。
