darupen_darupenがただ好きなモノを語るだけのブログ(darupen_darupenがただコレクションを羅列するだけのブログ、改題)

当方が愛するこもごもをランダム且つ気まぐれに電脳の海の片隅でひっそりご紹介。のはずが何か違う。

宇宙刑事シャイダー廉価版ビデオビームガンパッケージ付

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落手。
初期に記事にしたアイテムであるが、今回はボロいながら箱及び各種付属品有り(※1)と言うことで入手した。
一番見たかったのは、外箱のヘスラー指揮官どのスチール(※2)と、同梱の秘密手帳(※3)の記事である。
こうしてみると、ヘスラー指揮官どのが最初期からシャイダーの好敵手として設定されていたことが容易に推測出来る。実に箱6面全てに対決スチールを配し、商品前面にはポー様を差し置いてフーマ内で最大図版を使用。敵方としては最大限の厚遇を受けている。秘密手帳では<恐るべき戦士>と記載。全く以てプリンスハイネルとかリヒテルとかあの辺に近い扱い(※4)なのである。
なるほど、ガイラー将軍の後釜として脳筋幹部の座に据えようという動きの前に、男前系幹部として推そうと言う思惑がやはりあったのだ。悪のコンバットスーツ構想とも合致する。こう見ると、当方がかつてメイク変遷で推測した通り、紆余曲折を経て翻弄されたある意味悲劇の幹部どのなのである。
製作陣としても、男前として推す気があったなら、そりゃJACから採らずに久保氏を採るだろう(※5)。オセローのスチールを見る限り、マジでとんでもない二枚目なのだから。若さと言うアドバンテージ以外に大ちゃんに勝てる要素がない(※6)。

※1/宇宙刑事秘密手帳とホルスター。手帳の方は最初期設定が記載されている。大ちゃん、初めは塾講師だったのだ。確かに、三人の中でも一番頭脳労働っぽい佇まい。
※2/例によってステンドグラスメイク採用前の撮影会スチール。
※3/手帳とは名ばかりのミニパンフ。
※4/序でに名前のルーツもドイツ系。
※5/特撮の宿命で、出演者はある程度殺陣をこなすことを求められる。JAC所属の役者を使えばその辺は考えなくても良くなる分、製作陣としては手間が省けて楽なのだ。その楽を犠牲にしてまでも久保氏を配した事実を鑑みるに、並み居る役者の中でも一際目を引くハンサム振りだったことは想像に難くない。しかも芝居の質は心配ないときた。
※6/何度も言うが、円谷氏をDisっているわけではない。シャイダーのコンセプトが未熟な見習い刑事なのだから、フレッシュルーキーと言う点で円谷氏は適任なのである。ルックスも決して悪くない。寧ろ良い。だが、久保氏の男前振りは別次元。あれに勝とうと思うなら相当の手練れを連れてこなければならない。