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俳優久保和彦氏。第二十五部(ショートアイズあれこれ)

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#29百面相だよ女刑事より。実はとんでもないツーショット。文学座若手準座員と劇団櫂看板女優並び立つの図なのである。今の世ならSNS大紛糾間違いなしの画を、当時のスタッフはこともなく撮ったのだ。

さてデータ精査いってみよう。
当然ショートアイズ/1981.7及び1982.5-6から入るのであるが、初演時点では久保氏は未だ研究生(※1)。
役柄は看守ピーターであるが、此れが曲者で、演劇雑誌テアトロに掲載のシナリオにこの役名はない。つまりは、ピーターは久保氏のためだけに創出されたと考えて良さそうである(※2)。
舞台写真は、文学座50年史、テアトロ1982.7に各一葉(※3)。内、久保氏のお名前が写真に附されてあるのはテアトロのみ。で、此れが豆粒で見切れている、と。
言われてなお分からんレベルの写りとか、当方が如何に相貌認識に難有りでもそれ以前の問題なのである(※4)。
久保氏初舞台の前後で、見たこと有る名前があちらこちらに出てくる。同期だったり近い先輩だったりするわけである。例えば平淑恵女史(※5)、矢羽みどり女史(※6)、渡辺徹氏(※7)。

※1/年齢的には遅咲きのおん歳25。初演翌月8月に26。22で立命館大学経営学部をご卒業であれば、実に下積み三年強。
※2/例によって根拠などは全くない。当方のそうであって欲しい願望が駄々漏れて居るだけである。
※3/多分アトリエの会40年史の方にも写真掲載があると思われるが、未見なので何とも。
※4/未だオセローの一葉の方がましな写り。そちらは辛うじて表情が分かる。いやまたそれがなあ、良い立ち姿でなあ。
※5/何故か文学座俳優座と仲が良いらしい。なので加藤剛氏の大岡越前文学座の顔ぶれがあちらこちらに。平女史は雪江さん。
※6/此処に中学生日記のルートがあったのだ。若い結婚相手役ならそれなりに良い男を配したい。なるほど同期の大人な男前枠は久保氏の独壇場だったのである。だろうなあ。ますます男前と言う褒め言葉は飽き飽きしてらしたろうなあ、と。なんせ太刀打ち出来そうなハンサムタイプは本当にいない。郁恵ちゃんの旦那はこの時点では未だ若すぎるし若干チャラいのである。
※7/現在多分文学座の屋台骨。こんな大型同期がいると何かと大変だったのではなかろうか。扱いも差があったろうしなあ。今更ながら他人事ながら、いろいろあったん違うかなあとモヤる泡沫ファンである。