darupen_darupenがただ好きなモノを語るだけのブログ(darupen_darupenがただコレクションを羅列するだけのブログ、改題)

当方が愛するこもごもをランダム且つ気まぐれに電脳の海の片隅でひっそりご紹介。のはずが何か違う。

舞台は、特別。(いつかA列車に乗って)

f:id:darupen_darupen:20211219074301j:plain

今年は巨星が堕ちまくりで、心のリカバリが全く追い付かない。(※1)
好機は到来した時に捕まえねばならない。(※2)
稀代の特撮悪役俳優堀田眞三氏(※3)ご出演の舞台がある(※4)とのことで、意を決して拝見に出向いた。(※5)
お芝居の素晴らしさは言うに及ばず。(※6)
終演後のロビーにてお目もじの栄誉に預かり、ハンドルネームを申し上げるとぱあっと相好を崩され、「ボクの一番のファンなんだよ、一番古い」と周りに言って下さった。(※7)
多分一生忘れることはない。(※8)

…なるほど。
この独特の一体感、達成感、高揚感。
久保和彦氏が舞台に拘った理由がほんの少し見えた気がした。(※9)

※1/記事作成時点で神田沙也加女史の訃報まで飛び込んできている。
※2/幸運の女神は前髪長く後ろは丸ハゲなので、通りすぎると捕まえられないのであるが。ビジュアル的には酷い言われようである。
※3/蟻身眼兵衛に始まり、不知火太郎コーガー団長ゼネラルモンスター。ゲスト悪役星の数。特撮、刑事物、時代劇、ヤクザもの全てに顔の利くとんでもない経歴の持ち主であらせられる。なのにデジタルガジェット使いこなしてファンに神対応TwitterFacebookまでしておいでの若々しさ。
※4/いつかA列車に乗って。荒木とよひさ演出。心斎橋パルコスペース14、2021.12.14-16。
※5/10年以上前に初めてブログ(Yahoo!ブログ。今はもうない)に伺い、お相手頂いた折に、いつかお会いしたいと申し上げてから幾星霜。自己卑下の発作を捩じ伏せるのにそれだけかかったのである。
※6/あらすじその他は、聡明なる諸兄におかれては例によって電脳の海より各自サルベージされたい。作詞家荒木とよひさ氏の代表作であり、ジャズのリズム心地よいスタイリッシュ人情話である。
※7/リップサービスであることを鑑みても、なお、顔がにやけるあたしの単細胞ぶりよ。
※8/そりゃゼネラルモンスター様に拝謁してたらマッドギャラン様(春田純一氏)と稲妻お竜(土田早苗女史)が相次いでその場に来るような僥倖。握手まで頂いた。多分死ぬまで思い出し笑い出来る。
※9/芝居に対して基本が生真面目でらした節があり、演劇の社会的役割を念頭に置いて日々お過ごしであった模様。売れたいとか有名になりたいとかその辺が相対的に若干希薄ぎみでらした感じがする。だとすれば、そりゃあの達成感求めて舞台での芝居を選ぶよなあ。と思ったのである。