darupen_darupenがただ好きなモノを語るだけのブログ(darupen_darupenがただコレクションを羅列するだけのブログ、改題)

当方が愛するこもごもをランダム且つ気まぐれに電脳の海の片隅でひっそりご紹介。のはずが何か違う。

!Σ( ̄□ ̄;)マジか

特撮レジェンド國米修市氏が、またもTwitterにとんでもない小話を投下の由(※1)。

画像の無断転載は宜しくないので、賢明な諸兄におかれては、ご自身で検索の上閲覧されたい。

久保和彦氏の近影である。鼻血出るかと思った。

お花見オフをなさったらしい。

國米氏は場所も日にちもぼかしておいでなので、例によって勝手に類推するが、コロナ禍前から4年ぶりとの記載と、久保氏の黒主体コーデ、先頃渡辺徹氏の偲ぶ会があったことを考え合わせれば、まあ十中八九偲ぶ会に参列なさったのに合わせて集まった、と考える。

39年振りのお出ましである。(※2)

國米氏のことだ、無断アップではあるまい。であれば、ご本人から近影使用許可が出たのだ。此れは、40周年になにか起こるやも知れん。(※3)

 

※1/特撮・國米修市@q8zAatKz0LbC1yX

ある日のお花見です。 懐かしいメンバー。 コロナ前から四年ぶりくらいの集まりです。 私は少し仲間はずれかもしれません。 一体どんなメンバーでしょうか。 みんな何十年も仲が良いので、和気藹々です。 さて、この人たちのつながりは何でしょうか?

午後6:11 · 2023年3月31日

※2/国宝の仏像だって四半世紀に一度は御開陳と考えるに、国宝以上のレア度である。

※3/いや勿論、何もないかもしれん。ドクターポルターお姉さまやらリリィお姉さまのように、今もなおファンの相手をして下さると言うのは実はものっそい有難いお話なのであり、ファンとしてはその点だけは履き違えてはならんのである。無視されるのがデフォルト、ぐらいでちょうど良い。

 
 

 

 

俳優久保和彦氏。第三十八部(初歌劇雑感)

 

   

 

 

 

 

 

手に入るとなったら立て続け。コレクションとはそういうものである。(※1)

江本孟紀版『くたばれ!ヤンキース』(※2)のパンフがメルカリに出現。値段交渉もせず即撃墜、即支払い。

結果は上々。初見のスチールが五葉。スゴいじゃん完璧じゃん!?(※3)

脚本の翻訳が江守徹氏であるが故の文学座出向組の中では、クレジット及びポートレート掲載順は何とトップ。オセローにせよリアルシングにせよ、江守徹氏の影がちらつく辺り、重用されていた様子が見てとれるのであるが、さてここから3年しか在籍しないとは、見ている限りでは信じ難い。(※4)

 

※1/手に入らぬとなったら四半世紀。此れもまたあるある。

※2/令和の現在、同名ミュージカルを検索すると、元タカラジェンヌ湖月わたる女史の作品しかヒットしない。パンフもまた然り。

※3/此の面子では遂に再演がなかったため、パンフリリースも一度きり。当然舞台写真掲載は物理的に不可能であり、事前に用意出来たものしか載せられない。となれば、稽古風景を載せるしかないのであるが、此方としては願ってもないこと。私服に近い状態でありながら演技中の久保氏を拝めると言う、現実と非現実の間に居る最推しを供給される結果となった。ありがとうございますありがとうございます。

※4/勿論理由があるに違いないが、何があったかは当然当方に知る権利も知る方法もない。

 

俳優久保和彦氏。第三十七部(雑感徒然2)

等とつらつら考えていると、テレビから知った声が。

北海道ローカル番組のタカトシランド(※1)、こちら関西では半年遅れの放映(※2)。奇しくも、先頃逝去の渡辺徹氏ゲスト回(※3)であった。

久保氏と同期のラガーであるが、何せ経歴も芸歴も華やかすぎる。太陽にほえろレギュラー、レコードリリース、主演舞台、ゲームバラエティ司会、ドキュメンタリーナレーション、合間にバラエティゲスト(※4)。

鍛えてきただけのことはある、トーク力が舞台俳優としては格段に高いのだ。それなりに笑いも取りに行ける。これは強い。

実は久保氏の弱点はこの辺りで、どうも、コミカルな方向は不得手だった気がして仕方ないのである(※5)。

配役状況を見るに、三枚目な役柄がほとんどないのだ。

ショートアイズ/賑やかしとは言え多分一番男前な看守

中学生日記/女性教諭のスマートな婚約者

GRポイント/ディーコンは配役記載が二番目、文字通りの二枚目

オセロー、リア/各種モブ一括引き受け、ハンサムでもコミカルでもない

シャイダー/多分これが初めての麗しくない役、の筈だったが、変装時の男前度爆上がりの結果に

團十郎と音二郎/壮士俳優、有る意味そのまま。ここで岡部耕大先生のお眼鏡に叶ったのだから、やはり男前だった模様

精霊ながし/ヒロインを一途に想う不器用系青年。男前でないとさまにならない

くたばれヤンキース/セネタース四番打者。所謂花形満ポジであり、これまた二枚目でなければならない

リアルシング/顔は良いがガサツな社会運動家、出獄後に女を頼ってくる役どころ。これもまた二枚目

商人/バサーニオウと言えば、原典では人品卑しからぬ前途有望な若者。当然ハンサム

坂井新一(そして戦争が終った)、杉下(女ともだち)、役名不詳(深夜にようこそ、植村直己物語)については未だデータ不足であるが、これはどう見ても、演じる役柄の幅が狭い。

芝居にずぶの素人ですらそう感じるなら。

ご本人は況んや此をや。(※6)

それが88年12月に繋がっていくのかも知れん、とぼんやり考える令和の成人の日であった。

 

※1/タカアンドトシ冠番組。ゲストを札幌市内の色んなお店に連れていくバラエティ。

※2/此方では奈良テレビ

※3/去年の7月が本放映。

※4/ラガー、約束、マリウス、ポケモンNHK、バラエティ数知れず。

※5/男前だと言う自負があれば、そりゃ難しかろう。関西出身となれば、面白いという付加価値がいかほどのものか知っているであろうに、それでもなお、ということは、もう本当に苦手でらしたんやろうなあ、と。

※6/いや勿論、それを打破すべく動いてらしたに違いない。そうでなければ、やったこともないミュージカルなぞに果敢に挑んだりするものか。

俳優久保和彦氏。第三十六部(雑感徒然)

久々にアイテムが手に入り、新しい久保氏のお姿を目にすると、不肖の拗らせ末端ファンとしてはやはり色々考える。

 

今回一番思ったのは、ケイブンシャめっさええ仕事したはるわ、であった。39年の時を経て、編集スタッフの慧眼ぶりを目の当たりにする羽目になったのだ。

文学座退座以降の資料皆無、所属期間中のものは演者としてのポートレートであり、いきおい、男前モードでの撮影となる。テレビにも映画にも殆ど露出がなかった都合上、後世にそれしかお姿が残ってない。いや充分それで良いのであるが、違う面も見てみたいのがファンの悲しき性である。

大百科拝読当時、他のキャストがインタビュー記事でカメラ目線スチールを掲載されている中に、彼だけがなんともリラックスな一瞬をチョイスされており、麗しい久保氏を欲していた当方にはこれが少なからず不満であった。ところが、おおかた40年経過した現在、蓋を開けてみれば、あんな柔らか表情、どう足掻いても他の媒体で見られるものではない。あの緩さこそは、かなり近しい立場でしか見られない激レアモードに属するお顔だったのであった。

 

 

 

俳優久保和彦氏。第三十五部(初舞台の足跡)


まーた何かピンポイントに来訪が増えてる何で?何一つ目新しい情報ない+更新すら出来ないんですが?

閑話休題
本当に久々、年末ギリギリに、30年探していた『ショートアイズ』のパンフ落手。拙ブログのヘッダー画像にもなっている、久保氏の初舞台である(※1)。
例によって、作品そのものについては、賢明なる諸兄におかれては電脳の海に数多揺蕩う寸評を参照されたい(※2)。
今のところ初演のパンフは存在未確認、此方は朝日生命ホール再演版(※3)。ただ、当方としては舞台写真掲載を狙うため、再演版の方が都合が良い。
結果、いやまた素晴らしいスチールを拝することになった。立ち姿の一葉と、役名紹介の一葉。何と言えば良いのか少し考えたが、有り体に言うなら、あ、これはモテるわ、と。乱暴な表現だが、自分が男前だと分かっている写真の撮られ方なのだ(※4-1)(※4-2)。
実はこの写真掲載、かなり異例だと当方は見る。基本的に文学座は準座員以上にならないと連名簿に名前は載らないしポートレートも撮ってもらえない。事実、このパンフにも、実は奥付連名に久保氏の名前はない。後年、同期のラガーが雑誌インタビューで『準座員になったからこれでやっとパンフに写真掲載してもらえる』と言及しているくらいなのだ。研究生の時点で役名ありのキャスティングをされ、パンフにスチール掲載、舞台映えするタッパと良く通る声。なるべくして、彼は座員になるのである。

※1/Wikipedia掲載までは、ケイブンシャにあったデータが全てという状況において、久保氏の出演作はショートアイズとオセローしか出されておらず、世間知らずの中学生はいきおい、この2作のアイテムを探すことになるのである。
※2/ある意味非常に文学座アトリエらしい、世に問題提起を投げ掛ける社会派の作品である。
※3/実はこれがまたイレギュラーで、基本的にアトリエ作品がアトリエ外で再演されることはない。久保氏のデビュー作品はとんでもない足跡を残しているのである。
※4-1/この状況では、それが役作りなのか素なのか分からないのであるが、まあ、役者を生業とするぐらいなんだからそんなのは聞くまでもなかろう。
※4-2/とは言え。まだまだ特撮の地位が低いあの時代に、悪役をやると言うのは相当胆力がないとキツい。単なるナルシストがやれる仕事ではない。その上、ケイブンシャインタビューでも言及なさっている通り、ブラウン管の向こうの子供=観客を意識した発言をしたのはキャストでも久保氏のみ。基本がストイックな舞台人なのである。

バンダイ装着変身宇宙刑事シャイダー

フィギュアーツが出るまでは、アクションフィギュアの頂点に君臨したアイテムである。聖闘士星矢聖衣シリーズのノウハウを惜しげもなく詰め込んだ製品群は、1ジャンルを形成するほどの売れ行きだった。(※1)
メモリアルイヤーブーストが掛かっているのか、この一年宇宙刑事関連の値上がりが半端ないのであるが、此方もご多分に漏れず値段設定がおかしい。(※2)
超合金晩期の製品ではあるが、合金比率は21世紀に入ってからのリリースとしては多分かなり高い。素体はプラであるが、装着パーツが合金のため、完全状態になるとそれなりの重さ。
また、可動範囲も当時としては驚異の再現率であり、ちゃんとレーザーブレードを構えることが出来ると言うのは地味にとんでもない話だったのである。(※3)

※1/カタログムックが出るぐらいで。コレクションアイテムとしても優秀な製品だったのである。
※2/それでも売れていると言うのが更におかしい。7000は高いやろ。
※3/惜しむらくは、装着後の等身を重視した結果、マスクを外した素体の頭部が異様に小さく、首が長くなり、不恰好になったことだろうか。