darupen_darupenがただ好きなモノを語るだけのブログ(darupen_darupenがただコレクションを羅列するだけのブログ、改題)

当方が愛するこもごもをランダム且つ気まぐれに電脳の海の片隅でひっそりご紹介。のはずが何か違う。

俳優久保和彦氏のこと。

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宇宙刑事シャイダー第13話<金メダル仕掛け人>より

こんな掴み所のないタイトルは如何にも芸もセンスもないが、これ以外言いようがないのである。
1985年、シャイダーが終わって、彼の情報は当方如き一介の地方在住中学生には入手すべくもなく、その後高校生となって朝日ソノラマ宇宙船を購読するようになってもなおデータが集まることはなかった。ビークラブ、ハイパーホビーホビージャパンと手を拡げても現状打破はかなわぬまま時は過ぎる(※1-1)(※1-2)。
大学生となり、インターネットと言うツールが世に出現するも、未だクラウドに知識が蓄積される前の段階。検索すると言う行為そのものが言わば無駄なネット黎明期を、先ずは同好の士を探すことで知識を深めていった。が、やはり久保氏の動向はさっぱり(※2)。
ミレニアムイヤーを過ぎ、ヤフオクが全盛を誇る頃、クラウドにある程度の知識も蓄積され、検索エンジンがやっと使い物になり始める。それからは断続的に久保氏の検索を掛けて見るものの、とにかく引っ掛からない(※3)。
血迷った挙げ句に、全国の新聞お悔やみ欄を虱潰し検索したこともある。こんだけ出てこないなら或いは、と不謹慎を承知で、結構本気で考えた。ところがこの名前。芸名にする必要ないくらい洗練された名前ながら、他方では、久保さんも和彦さんもかなり普遍的な名前。自動的に、久保和彦さんも古今東西結構居るのである。何人目かの久保さんのお悔やみで諦めた。分かるかこんなの。
その後、宇宙刑事大全(※4)にも情報なし。プレステの宇宙刑事魂(※5)でも出演なし。杉作J太郎氏のムック(※6)にすら出てこない。
この頃までには作品全話ネット配信なんて当たり前になっており、ヘスラー指揮官イケメンの認識がマニアの間でも普通に出て来はじめる(※7)。当然現在を調べるファンも出てくるが、皆、口を揃えて情報がないと嘆く。
其処に射す光明が仄見えるのが伝説のBlu-ray特典(※8)。例え一言でも、ヘスラー指揮官どのの話題に触れられたことに、意味があるのである。それに前後して、待望のWikipedia掲載(※9)。続く。

※1-1/この時点で、唯一の情報もととも言える勁文社大百科とファンコレにある情報は最早暗記済み。インタビューページに至っては完全に擦りきれ、見るも無惨。
※1-2/丁度シャイダー本放送時、<さらば、わが友 実録大物死刑囚たち>(1980年東映) なる映画がテレビ放送。主演は磯部勉氏。いやこれが久保和彦氏に瓜二つ。いやマジで。未見の諸兄におかれては、是非とも視聴をお勧めする。お陰で暫く当方は久保和彦=磯部勉説を追うことになる。無論違うわけだけれども。ごめんなさいごめんなさい。因みに当方はウルザードエアーウルフ大好き。
※2/基本がコレクター属性なので、得られる知識が玩具寄りだったのが宜しくない。
※3/シャイダーのキャスト欄にある文字列しかあがって来ない。当時はWikiすらない。たまにかかって見てみたら、同姓同名の翻訳家に弁護士に医者に教育者に高校野球監督である。いやその中に実はいらした可能性が微レ存?まさか。
※4/安藤幹夫編、双葉社、2000.7 。
※5/バンダイナムコ、2006.5。このリリースに先立ち、ハイパーホビーに付録として当時のキャストにインタビューした冊子がついた。其処にも勿論久保氏はいない。
※6/宇宙刑事ダイナミックガイドブック、徳間書店、2015.1。痒い所に手が届くと評された、杉作氏渾身の一冊。その彼の情報網をもってしても追いきれなかったのである。
※7/ヘスラー指揮官で検索を掛けると、Twitter界隈からいくらでもサルベージ出来る。やっと時代が追い付いてきた感。
※8/2018.11.2リリース。過去の思い出話であっても拝聴するには充分な価値があるが、収録時点での現在の彼の近況となると。鼻血も吹こうと言うものである。
※9/執筆なされた熱血刑事くん氏の素晴らしい情報収集能力に敬意を捧げる。どうやって探したんだ出演作。特に映画。