#20人魚が呼ぶ海の怪、だったはず。メイクしてなおこのサマになりっぷり。
勁文社の大百科インタビューでも言及のあったヘスラー指揮官どのの衣装について、そう言えば少しばかり興味深い情報をTwitter界隈よりサルベージしている。
元のコンセプトが<悪のコンバットスーツ>だったと言うものである(※1)。
次作ジャスピオンでその構想はマッドギャランとして結実するのは周知の事実であるが、なるほど言われてみれば腰、膝部分のパーテーションはコンバットスーツ風味。要するに完全にライバルポジションを念頭に置いたキャラ。ハカイダー、アポロガイストを起点とするダークナイトやらシルバやらあの辺に連なるはずだったのである。久保氏の男前ぶりならかなりの人気を獲得するキャラに成長したことだろう(※2)。
後年、プレステソフト宇宙刑事魂にて、間違いなくそのコンセプトを引き継いだと思われる<バリオゼクター>なる黒いコンバットスーツが登場する(※3)。最終的にはギャバンブートレグ。
また、本放送当時のテレビマガジンにて、のなかみのる先生コミカライズのシャイダーが連載されている(※4)のだが、そこにも、<ブラックシャイダー>なる黒いシャイダーが登場する回がある。のなか先生もこの初期設定をご存じであったのだろうか。
※1/以下抜粋。
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PUNI PUNI 葛谷明比古@kuzuya_akihiko·Apr 7, 2019
「悪のコンバットスーツの戦士」は実はシャイダーの時にも案が出ていて、その成れの果てがヘスラー指揮官だったりする。
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書籍関連でそんな記述があったとすれば、当方の読みこみが足らん。ポンコツ。探すか。
※2/つかアレだ、もう毎回人間に化けてくれてたに違いない。風を感じに走りに行くレベルなのだから、白いカラスみたいな専用マシンとかもリリースされ、大ちゃんのジムニーとチェイスシーンを繰り広げて下さっていたに違いないのである。
※3/MSヅダみたいなもんで、制御が難しいので封印されていたと言う曰く付き設定。
※4/コミックス出て居るのだが、手に入らん。第1話にあたる付録コミックが非常に良い出来だった思い出。流石ダイナミックプロ出身なだけのことはおありになる。