darupen_darupenがただ好きなモノを語るだけのブログ(darupen_darupenがただコレクションを羅列するだけのブログ、改題)

当方が愛するこもごもをランダム且つ気まぐれに電脳の海の片隅でひっそりご紹介。のはずが何か違う。

続続・俳優久保和彦氏のこと。

f:id:darupen_darupen:20210105233157j:plain
宇宙刑事シャイダー第39話<魔少女シンデレラ>より

先にお断りしておく。今から書くのはあくまでも当方個人の一感想に過ぎず、例えば何処かの方面の誰かをDisるような意図は全くない。ただのファンが歴史のifを妄想している(※1)だけのことである。
15年早ければ主人公格であった、と言う意見が多分全てを示している気もするが、久保和彦氏の足跡を追う毎に感じたのは、タイミングに恵まれてない(※1')、と言うこと。
特撮に進出してくるのがせめてあと5年早ければ、あのルックスなら藤堂新二ルート(※2)に乗れていた。
90年代まで活動継続していれば、あの美声なら中田譲治or飯田道郎ルート(※3)も。
何よりも、東映テレビ朝日側に重用されていれば、磯部勉ルート(※4)もあったかもしれない。
しかし現実は、久保氏の特撮参戦は1984年であり、1986年を最後に活動足跡は途絶えており、重用したのはTBS東宝だった。芸名を変えて活動継続していたならまた話は変わるが、現時点では確認のしようもない。斯くして、一人の男前俳優(※5)は忽然とその姿を消した。
そんな役者はゴマンと居るのは百も承知である。だが、ファンにとっては、推しはオンリーワンスペシャリテ。当方には、久保和彦氏はまごうことなく、そのゴマンに埋もれることはないスペシャリテなのである。久保氏の存在が、当方の人生におけるファン活動の新たな側面を切り開いて(※6)くれた。続く。

※1/30年以上追っかけているのだ。こう思うことくらいは。許して頂きたく思う。
※1'/以後に記載する事柄に加え、東芝日曜劇場は1500回記念の一つ前の回。お陰でWikiの日曜劇場項目に記載なし。植村直己物語では、磯部勉氏とバッティング。流石に雰囲気が似ている役者ふたりも重用できんだろう常考。他人事ながら泣いた。割りとマジで。
※2/配役的には香山浩介ルートと言うか。コンスタントに悪役をこなし、認知度が自動的に上がる。
※3/特撮出演者は強制的にアフレコ参加なので、声を当てるのが総じて得意。声優にシフトしやすい条件のひとつ。
※4/以前も書いたが、兎に角若かりし頃のウルザードと雰囲気その他がよく似てるのである。相貌認識に難有の当方だけならともかくも、デンジマンを見て瞬時にヘドラー将軍をスパイダーマンだと断じた我が母ですら誤認した。
※5/立ち回りも一通りok、ルックス問題なし、演技技量も申し分なし。そりゃ男前でしょ。イケメンなどと言う軽い言葉では追い付かないほどの。
※6/キャラクターを推すと言うステージから、役者を推すと言うステージにファン活動をランクアップさせてくれたのは久保氏なので。言うなれば、アオレンジャーカッコいい→宮内洋最高、と言う、所謂中の人に焦点を当てるようになる切っ掛けは間違いなく久保和彦と言う俳優である。